火曜日, 10月 13, 2015

ICOI APセクションからのメールに違和感

20年以上前から所属しているインプラントの学会がある。ICOIと言い、偉大なるKMYM先生曰く「構成員がよろしくない」学会だ(笑)。
かつて若かりし頃は世界大会で積極的にスピーカーもやらせてもらったし海外招聘Dr.のシンポジウムの座長も務めたこともある。海外で行われるICOI学会は可能な限り沢山参加した。同レベルくらいの世界中の開業医と友達になるのが楽しかった。

数年前から何か違和感を覚え始めた。国際学会でも参加すると顕著に感じるどこかの徒党を組む日本人グループ?の違和感。それが何かは言わないでおくが、昔から参加しているワシなどは大きな違和感を覚えている。サティフィケートが欲しいわけでもなく、指導医とか認定医とか頑張ったおまけのようなもので、純粋にインプラントの情報を収集するのが目的だっただけに、なおさら不思議な感じを覚える。


そんなICOI AP(アジアパシフィックセクション)からメールが来た。11月に行われるカンボジアシェムリアップでのアジア太平洋部門の学会で、学会マネージャー(歯科医師ではない)がカンボジア近代史に衝撃を受け(今更ですか)学会として何とかバックアップできないだろうかという話。
おもしろいですね。わしらはインプラントの学会です。シェムリアップでさえ資格のある歯科医師は3名しか居らず、50名以上の無資格診療所が横行している現状はご存じ?
カンボジア自体、ポルポトから生き残った数名の歯科医師がヘルスサイエンス大学歯学部を立ち上げ、混沌とした自国の歯科医療再建に立ち上がったばかりで、国内は300名ほどの国産歯科医師と数十名の外国産歯科医師でまかなわれているのが現状ではないのですか。

マネージャーはガーラに参加させたいので拠出金を会員に募集しているのだが、目的は何だろうと考えてしまいます。ICOIの会計報告をワシら平会員が目にすることは少ないとは思いますが、そこから拠出せず(たかが招待パーティー費用)あえて集めるという意図は何ですかね。マネージャーがそこまで感銘を受けているのなら、個人でばんばん出せば良いでしょう。例えば誰かがフェラーリとか高価な車とか売っちゃったら結構な寄付になりますねぇ(笑)。

なぜここまでわしが言うかと言えば、インプラントのような近代歯科医療はこの国にはまだ全く必要ではないと確信しているからです。その前に公衆衛生と基本的歯科医療を隅々まで浸透させることが、本当にこの国のことを思うのなら今必要なことです。一部のお金持ちのためのインプラントが本当に今必要なのですか?
毎日歯ブラシをする習慣がほとんど無いけれど、欧米の食文化は津波のように押し寄せてきている現状で、インプラントより公衆衛生が重要ではないのですか。仮にそのために寄付を拠出することを会員の誰が反対するのでしょうか?

どうも、世界中からこの混乱-発展途上に乗じたビジネスチャンスを喰いたい奴が見え隠れして、本当にカンボジアのことなど心配しているのか?と言う輩がとても目立ちます。

今年5月、シェムリアップを訪れ、地元の若者に色々話を聞きながら肌で感じたカンボジア歯科医療へのワシの思いですけれど。。
だからいきなりのメールに、ものすごく違和感を感じた次第です。
本気でカンボジア歯科医療に向かい合っているNPO法人などに対して、これでは失礼じゃないのかねぇ、、、等と考えたりしました。






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