11月 03, 2014

後生掛温泉

日曜日の午後から、後生掛温泉へ出かけました。なんか無性に温泉に入りたくなることってありませんか?ワシは時々あります。で、ここのイオウ泉がやたらと自分に合っているので突然でかけます。と言っても、もちろん予約は取りますが、ま、前日偶然いきなり空いていたと言うだけの話か(笑)。

到着するとものすごい雨に迎えられましたが、ま、風呂に入れば関係なし。FBにも書きましたけれど、ただただじっと、結構な降りの雨をひたすら眺めながら湯につかっていると、頭の中のごちゃごちゃしたものがみんなすーっと無くなります。

雨の音、雫の垂れる様、時折吹く風に混じる冷たい雨の感覚、イオウの匂い、冷たいわき水の旨さ、、何か人が本来持ち合わせている五感が当たり前に無意識に直接感じ、だからこそ、今ワシは成層圏まで意識が飛んでいるぞ、とか、第六感でさえも表に出てきたりします(笑)。

昔々、ウチで飼っていた雑種のポチ(シロだったかもしれない)は、ひどい雨の日は一緒に散歩に行けないので、というかワシが行かないので、犬小屋から何時間も雨を眺めていました。眠るでもなく起きているでもない彼の何かを確かに考えている表情がとても好きでした。崇高な哲学者を思わせるその所作にこっちが見とれていたりしますが、こちらのことに気がつくと、じつはバカですから雨の中に飛び出してきてずぶ濡れになりながら「散歩行こうよ!!」

露天風呂につかりながら、そんなことを思い出し、はっと我に返って、バカになってしまうワンコと自分は何処も違わないことが分かったりするわけですね。日曜の夕方から、
文化の日の午前中までに、7回も入りに行くワシは、やはり仕事抜きでバカなのです。

月曜文化の日、朝から雪でした。車には軽く雪が積もっていました。幸い前日冬タイヤに変えていたので良かったわけですな。薄化粧をまとった山々が、漏れてくる日差しにきらきらと輝いていたのです。

腹ごしらえをしに向かった先は「そば屋」という名前の蕎麦屋さん。鹿角のインターに乗らずに市内を通り越して小坂に向かう途中の高速高架と国道の交わるところにこの店はあります。メニューが「ざる」「かけ」冷・温と、「掻き揚げ」と「おにぎり」だけ。13時過ぎでしたが「おにぎり」はもうありませんでした。死ぬほど旨い訳じゃないですが(笑)普通にちょっと驚くくらい旨い蕎麦で昼飯は終わり。

そのまま八戸に向かって十和田インターから高速へ。
八戸道に入った途端、パトカーにじわじわ追い抜かれ、パトカーの後ろを八戸出口まで、ずーっと、ずーっと、ずーっと、一緒でした。

神様、すてきなお休みどうもありがとう!!!!

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