日曜日, 11月 06, 2016

勉強会は顎咬合学会で今週はフィニッシュ

木曜から勉強会に続けて出ています。フロム長崎とNDCOB勉強会は、はワシの診療とは若干スタンスカテゴリーが違うものの臨床を中心としたある意味高度なプレゼンでした。みんな話し慣れしていてたいしたもんだ。プレゼンが素晴らしいので余計に自分が残念なのは、結局どうすればいいか?という帰結を求める会話に、ワシのような「そこ」を自分で決めるための思考回路を勉強会に求めている立場としては、勉強会のあり方に差異を感じるのは仕方がないことなのだろう。
要するにどういう理屈でそうなるかを知ればその理屈を理論立てて独自に実践できるのだが、どうすればそうなるかという帰結思考ベクトルでは、求められるスキルは大きく異なるということね。

さて、土曜の朝から山形に向かいスマイルクラブの76回定例会。髙木先生の自称無駄話が実に興味深い。人類の進化の歴史や文化人類学的切り口で捉える口腔という小宇宙を見事に解析しようとしている姿勢は、いつまでたってもたかが歯医者と言われる現状を打破するに値すると感じます。この話だけでいいから一日時間を作っていただきたい。確かに何十年の症例結果報告は地球的時間軸で1/100000000の1秒にも満たず、宙的時間軸なら1/100000000000秒にも満たない瞬間の出来事を、違う切り口のロジックで取り組んでこそ本当の瞬間とその瞬間を作り上げる時間を理解できるというものだ。素晴らしい。

メインの「モンゴル」の文化と歴史の講義が今回本当に聞きたかった。山大の素晴らしい先生だ。日本で3本指に入るモンゴル研究家(3人しかいないからという自虐ネタでスタート)で本当のモンゴルのお話を拝聴。2時間じゃ足りないって。わしらが知っているモンゴルと今のモンゴルの違いや、ノモンハン事件からくるモンゴル人の日本に対する思い。それに付加したその後の本当の思い。実に勉強になる。
知らなかったが、最近の遊牧民はゲルの移動は昔からだが、ソーラーパネル、テレビ、携帯電話が3種の神器とは。。。。(笑)

夜の懇親会、ビール2杯ワイン2杯で急激な血圧低下に顔面蒼白、手のひら真っ白。何食ったんだ??ということで体調不良で9時過ぎにホテルに帰るのでした。最近のワシの体で一体何が起きているというのだろう。。

翌日朝から爽快に目覚め朝飯満タンで、顎咬合学会東北支部会に出席。一発目のDHの歯ブラシソムリエの話、大変いい研究じゃないですか。80種類以上の歯ブラシをカテゴリー別に分け実際に使用しての「暮らしの手帖」的な試みは賞賛に値します。それを各個人にどれが最適なあなたの歯ブラシなのか選別して紹介して手技指導を行うというのはDHとしてとても重要なことだと思います。
他のプレゼンで出たDHによる骨縁下のフラップ後のデブライドメントよりも重要でしょ(笑)。ていうか、こんなところでそんな脱法行為発表していいのか??
DH(歯科衛生士)の業務範囲が広がるのは素晴らしいことだけれど、日本の法整備が追いついていないからといってドクターはその判断ができずに指示するというのはいかがなものかなぁ。。

素晴らしい会員発表が続く中、ワシと同じシーケンシャル咬合を無歯顎にというプレゼンはナイスです。補綴とセファロは心技一体でありこれこそ兄ちゃんのいうところの最小の「俯瞰図」なのであります。細かな計測も大切です。しかし、計測できないとしてもこういうレントゲンを俯瞰するから見えてくるものもあるのではないかと思っています。どんどんこういうプレゼンをしていただきたい。どんどん応援します。

MCIスクリーニングと咬合の話もこれからの歯科にとってとても素晴らしい臨床研究。実際うちでマウスピースを強烈に噛むトレーニング試してみたら、唾液出る出る。エボザックなんて全く効かなかった人がですよ。これからの新しい分野です。素晴らしい。

最後に残念なプレゼンも(あくまでも個人の感想ですから悪意はありません)。すごい外科をやっているよと言うのは普通に気にしませんが、その症例写真をばらまいたバックグラウンドにこれでもかと並べるのは如何なものか。下品です。すごいことをやっていますと認めて欲しいのなら真摯に徹底的に症例と付き合うべきではないのかな。逆にそうだから誰にも認められずになおさら下品になるさみしいプレゼンは見ていて痛々しくて。素晴らしいスキルをお持ちなでしょうからとても残念です。

昼飯だけ食って午後からの特別講演をサボり、帰路につき今新幹線でこれを書いています。明日、大切なオペ午前午後2症例、GPのワシですが麻酔科の先生も本日夕方には来八するので飯食わせて明日の症例のブリーフィングです。髙木の兄ちゃんすみません。ありがたい話聞かずに帰った無礼をお許しください(笑)。

なんちゃって。






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