土曜日, 3月 26, 2016

改訂説明会

ここ数日連続で歯科点数改定に関する講師をしているが、さすがに今日の十和田を最後に終わりますわ。のどが痛くて具合が悪い(笑)。人のために働いているという充実感以外、実入りは何もないボランティア同然の仕事だけれど、必要なことだからね。

世界の中の日本の歯科医療を考えた時、経験則でさえ、我が国の歯科医療は素晴らしいシステムだと思う時があるし、今改訂はまた一つ、世界でイニシアチブを取るにふさわしい状況に一歩近づいたシステムだという感がありますね。システムですよ、中身の検証じゃなく。。

反論する人は世界の何処でも良いから家族ごと住んでみればいい。で、歯科治療を受けてみればいい。米国のビジネスデンティストリーが世界最高峰だと思っている人も多いと思うし、英国のNHS傘下での歯科が素晴らしいと思う人もいるかもしれないが、行ってみるがいい(笑)。経済動向の中にどっぷりつかった歯科医療や、政治的予算の中に我が国以上にどっぷりつかった歯科医療がどういうモノなのか知るべきでしょう。

我が国の歯科システムの唯一の欠点は、歯科医師個人の相対評価が患者任せであるという事のみで、これはこれで闇が深い。厚労省もこの事に感ずいてはいるだろうが、護送船団方式を崩したくない日歯などは相当な抵抗を示してきた。が、今改訂を見るに、かなり高いハードルの施設基準をもうけていると言うことは、賢い先生方ならおわかりだろう。
臼歯に、いいんだか悪いんだか判断すら出来ないポーセレンを入れて経営の足しにするなどと言う主張はその最たるモノで、逆にこういうことの積み重ねが我が国の歯科医療を疲弊させてきたことは間違いないだろう。自費診療を否定しているわけじゃないよ。

例えばインプラント関連などで、革新的手技を金に換えることに異論は無いし、それが安かろうが高価だろうが問題ないと考える。そうなりたいと、それを慕う新人がセミナーなどを熱望し習得する姿勢も問題ない。問題なのはそこで哲学を放棄したハウツーに終始することで、ねえねえ、先生は一体何処を向いて何をしたいの??テな事になる若い歯科医師が量産されていることだろう。そして言うはず。これ見よがしに、患者のため、、、とか言うけれど、へそで茶が湧くね。だから、医師とプロパーの関係のごとく、歯科医師とメーカーの関係が、ワシはいやでいやで仕方が無い(笑)。だってそれが正義みたいな顔するじゃん(笑)。

今改訂で、高い施設基準をクリアした歯科医院は患者が支払う一部負担金が高くなるんですよ。「歯科は高い」という風評を鵜呑みにする患者は、そうじゃないところを探すしかないでしょう。どういう意味か分かりますよね。
ちなみに6〜7年前、ワシが調べて新聞に書いた記事がココです。

さ、行ってくるわ(笑)。





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