4月 06, 2013

もう4月だけれど、寒いね

4月だというのに、寒いです。こんなはずじゃ無かったのにと思っています。だから体調が悪いです(笑)。もう寒いのは飽きましたから、何とか少し暖かくなって欲しいものです。
しかも今日は朝からめまいがして、視界が狭まり、三半規管の具合が悪くなんかおかしいのですけれど、ウチのドクターも同じ症状。う〜ん、北の秘密兵器とか、天変地異の前兆じゃないかしらと不安になるよね。

さて、今年の9月にはスペインのサンセバスチャンに行こうかと思っています。Dr.Gamborenaというおっさんが素晴らしいセミナーを開催するというのでちょこっと行こうかなと。この先生、ハタから名前をどう聞いてもスペイン語の響きとしては「がんばろーな」と聞こえるので好感が持てそうです。
ちなみに、サンセバスチャンには、次男のローザンヌでの同級生のオヤジが車のディーラーをやっているんですけれど、次男の卒業式の時、同じテーブルにたまたまなって、自分は全く飲まないくせに、ワシにワインをご馳走してくれて「今回はおごるから、スペインに来たときはご馳走してね」と言っていたのを突然思い出したせいもあるわけです。八幡駒でも土産にもって行こうか(笑)。


10月にはICOIのワールドコングレスがイスタンブールであるので行こうかなと思っていたんですが、別件でICOIに冷たくあしらわれたし、イスタンブールも2回目なんで、やめて、次の週に開催されるアイルランドのダブリンのEAOに参加することにしました。

このダブリンがサンセバスチャン以上に非常に楽しみで、暗ーい感じの昔の言葉で「黒い水たまり」がダブリンの語源。アイルランド蜂起でイングランドと激しい戦いが何十年も続いた場所ですからその拠点となったダブリン城はその歴史の重みが見所かな。。って、インプラントの学会ですから(笑)。

そして、ダブリンと言えばジェイムス・ジョイスの「ユリシーズ」。天才が書いた超難解小説もダブリンを訪れる人にとっては必須アイテムのようで、、、、昔、高校生の兄ちゃんは読破に挫折したと。ワシも高校生の頃読破に挫折した、で、今読み返して思うのだけれど、これはね、日本語に訳すと難解さが倍増するんじゃないかなとふと思ったわけです。英語が堪能じゃないワシがそう思うのですから間違いない。
そこで登場。漫画で読破シリーズ「ユリシーズ」。おおぉぉぉ、これはよく分かる。なるほどこう言う事だったのか。意識変化の連続を文章にすると分からなくなるけれど、漫画にすると非常によく分かる(笑)。なぁんだぁ、寺山の「書を捨てよ町に出よ」の意識変化だね。

この町の哲学者バークリィは、ダブリンなパブでギネスを飲みながら思いにふけり、いや、聖職者だからそれはないかな、、カリフォルニア大学バークリィ校にその名を残すまで頑張った訳で、この地の心の深さと悲しみが伝わります。U2だってダブリン出身。ロックの世界に本気の政治的心情と愛を歌って30年以上。すごいなぁ。
こんなところでのインプラント学会EAO、ナイスチョイスです。しっかり勉強しようと楽しみです。

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