4月 26, 2013

HERZ会から

昨晩水曜の夜は、第4水曜日恒例のHERZ会でした。デンツプライのone-waveの紹介とデモ。ファイル一本でなんて、最高に便利ですw。
引き続き、根城YSD先生の海外研修紀行を含めたプレゼンでした。彼は今回はハーバード大学にお邪魔したようで、色々刺激があったようです。米国の水準を感心するのはよろしい。しかし日本を卑下するのはよろしくないとアドバイスをしておきました。

世界最高水準の歯科医療をそのこと自体で満足しているアメリカ人は、何としても社会に還元することを是とする日本人とは大きな隔たりがあるばかりでは無く、拝金に対するエネルギーが、わずか200年で世界の大国たるになり得る原動力だったわけで、3000年を超すワシら日本人の歴史は、その根底のDNAで明らかに相違を見せているからこその歯科医療なのだと感じなければ、まるでいった意味は無いわけで。
米国の歯科の粗利は40%を超します。日本は相当頑張って30%弱。ワシに至っては昨年は18%でした。これ、普通の会社ならつぶれますな。しかしそれなりの高い水準をガバメントインシュアランスに還元する作業は思いの外経費を食い尽くします。この国の歯科システムを決めているじいさま達が、早いとこ気が付かないと大変な事になりますよ。
で、、、、、
歯科医療の世界でも、「日本人はすごい」と真顔でいうと、変な顔する米国かぶれの偉い先生が沢山居るのが実に面白い。(HERZ会の先生方じゃぁないよ(*^。^*))

日本人がすごい!はずのついでに、ここ何日か、靖国参拝に対する報道がすごいですよね。で、気が付きましたか?靖国参拝することの是非など当たり前の事に対する左傾的判断で、その意義などどこかに吹っ飛んで、ほとんどの我が国の報道姿勢が、支那朝鮮のヒステリックなキチガイじみた報道をそのまま伝えて「これでいいのでしょうか?」という疑問符報道。いつものように明らかに誰かが操作しているね。
しかも、たまたま選ばれたコメンテーターが、靖国参拝を食い物にする支那朝鮮の歴史的矛盾とその経緯を解説しようものなら、あっという間に話題が切り替わる恐ろしさよ(笑。

PDFの資料を並べて会議が出来ます
そんな今日は、夜から某団体の会議でしたが、WEB会議は快適ですね。本日は試験的に4会場で行いましたが、青森県は八戸と弘前が200㎞近く離れているから、顔見せ定例会議は数ヶ月に一回ですませます。WEB会議になってから参加が非常に参加が多くなったかな?と言うものです。

数年前までは物凄いコストが掛かりましたがいまじゃぁ、当たり前にほぼfreeで出来るのは、世の中進歩したおかげ。。

2 件のコメント:

広瀬寿秀 さんのコメント...

先日、卒後3年の若手ドクターと話しました。何でも上北の某歯科に洗脳されたようで、これからの歯科は、セレック、CT、矯正はインビザラインですよとまくしたてていました。おまえのインレー形成、エンド治療を見せてみろと口まで出かかりましたが、こういったアート(巧)の世界は完全に徒弟制で、誰かが怒りながら、鍛えないと、一人前になりません。その上での最新機材、装置ですが、どうもこのあたりが完全に欠落しているようです。

kuma さんのコメント...

まさにその通りと実感しています。上北の某歯科(笑)の院長とケルンで会いましたが、その足でフランスのセレックのセミナーに参加すると言っていました。熱心なのは分かります。しかし、方向性としてはどうもしっくりこないのは、私がexperience dentistryとevidence dentistryの割合が違うからだろうかと考えたりします。ベースになる巧みは経験でしか解決できないと思うのですが。。。。今はそうじゃないらしいですね。大丈夫なのだろうか?この先。